レーザマーカー導入にあたって
標準的な手順
レーザマーキング装置の導入にあたって、的確なレーザ光源の選定と構造を決定するために、弊社では以下のような手順で承っております。
- 手順1
- ニーズ(要求仕様)をまとめる
- (1)ワークの材料やサイズは適切なレーザ光源の選定に必要です。
- (2)どのような加工を行いたいかを決定します。
- (3)加工条件の希望があれば抽出しておきます。
- (4)加工時間(タクト))や加工の品質など、特にポイントとなる点を明確にします。
- (5)予算や実行時期も計画的に
- 手順2
- ワークサンプルと加工条件などの仕様を弊社に送る
- 手順3
- サンプル加工の報告書等を受け取り、要求仕様を詰めます。追加でテストする場合は、この時点でご要求下さい。
- 手順4
- 要求仕様が固まったら、それに対する弊社からのシステムコンセプト案(提供仕様)をお送りします。
- それを検討して詰めます。
- 手順5
- 最終的なレーザマーカー(レーザ加工機)を決定します。
システムの基本構成
弊社からのシステムコンセプト案(提供仕様)に詳細性能が明記されていますが、基本的な構成は以下のようになります。
システム構成は、大きく分けて(1)レーザ光源部(導入光学系、走査集束光学系を含む)、(2)制御部、(3)加工筐体部の3つに別れます。
(3)は、基本的にお客様の方でご準備いただきますが、場合によっては承ることも可能です。
信頼性の高い標準的なシステム搭載構成デバイス
弊社では、もっとも信頼性の高いシステムにするため、各デバイスはそれぞれのデバイス業界でトップクラスの製品を採用しています。これにより、負荷の大きな製造ラインでの稼働(24時間稼働など)に最高レベルの信頼性を提供することができます。