アプリケーション

ファイバーレーザによるデイ＆ナイトマーキング

　　　　　　

デイナイトマーキングは、実際にはファイバーレーザシステムによって行われる選択的な塗料除去アプリケーションであり、自動車やエレクトロニクスなどのさまざまな業界で見られる非常に要求の厳しいアプリケーションです。



加工の方法

　図２.デイナイトマーキング用に準備された塗料の層　　図３.レーザ使用時の塗装層の一部の除去

デイナイトマーキングの最優先事項は、ABS（透明ポリマー基板）などの適切な材料を選択することです。これは、光を透過させるためです。材料は、次にレーザシステムに取り付けられている塗料の層（図1および2に示すように任意の色の）でスプレーされます。図3に示すように、バックライトをオンにするとユーザーがグラフィック、サイン、またはシンボルを見ることができるように、塗料の層がレーザによって除去されます。

　図４.デイナイトマーキング‐車のスイッチ　　　　図５.デイナイトマーキング‐車のスピードメーター

テストの方法

デュアルパスのレーザ技術は、当社のパルスファイバーレーザで優れた結果をもたらすことが実証されています。
最初のパスは比較的高いパルスエネルギーで行い、第2のパスは、より低いパルスエネルギーでより、250kHzおよび3m/sのより高速繰り返し・高速スピードで行うと、 速度および品質の最良の組み合わせです。最高のプロセス制御を達成するために高い繰り返し率が使用されます。約2〜3m/s程度の高速のマルチパス方式は、基板の損傷を防ぐのに役立ちます。

　　　　　　図６.ブラックライト無し　　　　　　図７.スイッチを入れてライトアップされたマーク



レーザマーキングのアプリケーション